街中の移動手段
ホアヒンは、市の南北を通るPetchakasem Road(ペッカセム通り)に沿ってホテルやレストランが軒を並べています。徒歩圏内にかなりの施設やお店が集中していますが、バスやタクシーを使って遠出されてもいいでしょう。
徒歩で
市の中心街は、時計台(ホアヒン市内マップ:C-5)を中心とした半径1〜2キロ四方のエリアで、大手チェーンホテルや、ゲストハウス、観光客向けのレストランや、市場などもこのエリアに集中しています。インフォメーションセンターやホテルにて、詳細の地図を入手されることをお勧めします。
ソンテウ
ピックアップトラックの荷台を改造してバスにしたもの。ホアヒン市内では、黄緑色のソンテウがエアポート⇔ナイトマーケット、そしてナイトマーケット⇔Khao Takiab(カオタキアッブ)の間の2路線を運行しています。乗り方は、道沿いで手を上げて乗車、降りたいところで天井のボタンを押し、降車時に運転手に料金を支払います。料金は、均一10バーツ(2008年12月現在)。ナイトマーケット沿いのセブンイレブンとファミリーマートの交差点がターミナルになっていてここから乗車するのが一番手っ取り早いです。夕方6時くらいが終バスになるのと、同じようなソンテウでも貸切タイプは別料金をチャージされるのでご注意を。
オレンジバス
ローカルバスにも、エアコンバス(白地に、青とオレンジのラインの入ったバス)とノンエアコンバス(オレンジ色のバス)があります。エアコンバスのほうが長距離で、オレンジバスは、ホアヒンと隣町のプランブリやペッチャブリを結んでいます。乗車する際に念のため行き先に行くかどうか確認、乗車後車掌(運転手の奥さんだったり子供だったりする)に行き先を告げ料金を支払います。降りたいところに近づいたら、ボタンを押すとそこで停車してくれます。ホアヒン近郊であれば、料金は行き先によって30バーツくらいから。
トゥクトゥク
観光客には一番なじみのある乗り物かもしれません。ダウンタウンでは、時計台のあたりに多くのトゥクトゥクが客待ちしていますが、中心から外れると流しのトゥクトゥクはほとんど見かけないので、郊外に出掛けるときは、迎え時間をあらかじめ約束しておくか、電話で呼び出して迎えに来てもらうなどのアレンジをする必要があります。
かなり強硬に値引きを要求している外国人も見受けますが、最低料金でも80バーツくらい、中心からカオタキアッブまでは150バーツくらいが相場です。夜などは少し割高になります。20バーツくらいの差額であれば、あまり躍起にならずに・・・
モターサイタクシー
街中の要所要所で見かけるバイクタクシー、ちょっと街外れでも木陰や歩道橋の下で客待ちをしているので、乗りなれれば結構快適です。番号つきのベストを着ているのが一応ライセンスを受けたバイクタクシーです。値段は30バーツくらいから(距離によります)。
タクシーチャーターまたはレンタカー
ホアヒンにはメータータクシーが登場しておらず、タクシーも交渉制となります。もし一日いっぱいいろいろ回られたり、大量のお買い物をされたり、遠出をされる場合には、一日ドライバーつきで車をチャーターしても1500バーツ〜でしょう(行き先にもよる)。
また、左側通行ですので運転に自身があり、国際免許をもたれていればレンタカーをされてもいいかもしれません。車種とレンタカー業者によって異なりますが、1日1000バーツ〜が目安です。
自家用車を購入する
ホアヒンはまだまだ交通量も少なく、バンコクよりは格段に運転しやすい町です。ホアヒンに移住され、バスやソンテウルートから少し離れたところにお住まいの場合には、自家用車をご購入されると非常に行動範囲が広がります。ただ、タイでは車にかかる税金が非常に高く、車の購入費用は日本よりも割高となります。